あなたの暮らしを豊かにするYouTube紹介ブログ。
今回紹介するのは女性落語家古今亭佑輔さんの「祐チャンネル」
このチャンネルは、落語家の古今亭佑輔さんが江戸の食文化を紹介するチャンネルです。

【徹底再現】江戸を食べよう!!江戸時代の食を追いかけて!! 食べるのも作るの大好きな落語家、古今亭佑輔(ここんてい ゆうすけ)
江戸の旬な食材を使って料理&江戸の食を完全再現する番組です!! 他にも新しい企画を作成中!!これを機に落語にも興味を持ってもらえると嬉しいです。
ところで古今亭佑輔(ここんていゆうすけ)って誰?男?女?それとも?
名前は男そのものですが、見た目は女性のように見えます。筆者はまず、そこに興味を持ちました。男なんでしょうか。女なんでしょうか。
◯本名 高橋友里恵
◯生年月日 1994年1月6日(31歳)※2025年現在
◯出身地 神奈川県相模原市
あちこち調べてみましたが、間違いなく女性であるようです。大学時代はミスコンにも参加。なんと優勝もしているよう!美しいわけですね。
「男と女を併せ持つ雰囲気」を売りに出しているようです。
そんな才色兼備の彼女が、なぜ落語家になったのでしょうか。次に、その辺のところを見ていきます。
古今亭佑輔はなぜ落語家に?
◯2011年、高校卒業後、二年間アメリカ、ニューヨークとサンフランシスコに留学。
そこで、他国の友人から日本の文化について聞かれ何も答えられなかった事をきっかけに自国の文化に興味を持つ様になる。
◯2014年、東洋大学に進学し、何か伝統芸能に携わりたいと模索。
先ず飛び込んだのが北辰一刀流の道場。理由は坂本龍馬のファンだったから。
後に知ることになるのだが、佑輔さんが習っていたのはオーソドックスな日本刀、翻って坂本龍馬は同流でも長刀(薙刀)の方、普通は調べそうなものだが意外と猪突猛進タイプ。気付いた時には中々の腕前になっていた。
その頃出会ったのが落語。すっかり古典落語の世界に魅了され落語家になることを決意する。2016年入門。
◯2020年11月、約4年半の修行を経て二つ目に昇進。
◯現在、古今亭志ん輔門下の古今亭佑輔として活動中。
国内外の方々に落語の面白さを知ってもらうため奮闘中!!
師匠から破門されたというのは本当だった!
さて、このように書くと、順調に見えるかもしれません。しかし、調べてみたら相当な紆余曲折があったことがわかりました。
初めに弟子入りしたのは、金原亭世之介師匠。師匠との出会いは東洋大学時代、通っていた俳優養成所で師匠の落語の授業を受講していたから。そこで、人情噺「文七元結」を聞いて感動。さっそく弟子入りを申し出る。
師匠は最初は弟子を取らない方針だったが、「女性ができる落語の創作に挑戦していた時期だった」とのことで、弟子となる。前座名「金原亭乃々香」
しかし、2022年。破門。何があったのでしょう。
詳しくは、当時の師匠である古今亭世之介のブログ「世之介のそばにおいでよ」2022年4月16日記に書かれてありました。それによると、
・師匠に対して感謝と尊敬がない弟子が破門になる
・前座時代から師匠を尊敬していないと思われる言動が繰り返しあった。
・その度、謹慎にしたが破門に至るまでは時間がかかった。
具体的なことは割愛するとして、師匠も相当我慢したと思われ、「入院」までしたよう。尊敬して弟子入りしたはずなのに、なぜこうなってしまったのか。それは本人にしか分かりませんね。
ともあれ、その後師匠を変え、古今亭志ん輔の門下生に。
あらためて知る落語の奥深い世界
筆者がこの件について調べてみて、興味を持ったのが落語の世界における師匠と弟子の師弟関係についてである。
それがわかる記事を古今亭世之介さんのブログから抜粋してみる。

本当の破門はとても静かです
「あなたはこの世界に向いてないのでもうお辞めなさい。今後一切この世界へ足を踏み入れてはいけません。堅気として暮らしなさい。」
芸名でなく本名で言い渡します。弟子の将来が自分の一言に委ねられているのですからそこに至るまで悩むのは弟子より師匠の方が何倍も多いのです
入門するとだいたい次のような事を言われます。「でも」「だって」「嫌です」「違います」と言ってはいけない。いつでも「はい」と答えて従いなさい。
そして「挨拶だけは何処でもしっかりしなさい」何事も「人のせいにするな」これを守って居て破門になる事はまずありえません。
まるで、宝塚音楽学校のよう。こんな世界だったのか。
おっと、YouTubeチャンネルを紹介するブログであることをすっかり忘れてしまっていました。そんな古今亭佑輔さんの「佑チャンネル」では江戸の食文化について紹介。新しい師匠の元、名前も変え、youtuberとなり新たな自分を作っていこうとする、意気込みが感じられます。
それにしても一度破門になったのに師匠が変わったとはいえ、また落語の世界に戻ってくる。その根性は立派!応援したくなりました。頑張れ〜!
(後編)ではYouTubeチャンネルの内容について紹介します。
「祐チャンネル」ぜひご覧になって下さい。
コメント