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今回紹介するのは、【英語で笑って英語が身につく!】英語落語チャンネル
世界27カ国で英語落語公演を成功させている英語落語の第一人者・桂かい枝&カナダ人落語家・桂福龍のYouTubeチャンネルです。
桂かい枝ってどんな人?嫁や師匠について
◯落語家桂かい枝さん。1991年に五代目桂文枝に入門。国内での活躍に止まらず1997年からは英語落語に取り組み、世界28カ国で300回を超える海外公演を開催。
◯お嫁さんは「純子」さん。大学を卒業してすぐ、電撃結婚したんだそう。二人のお子さんにも恵まれている。ブログにはご自身のお写真も。驚くことにその写真を見る限り、とても若々しいのだ。さて、お年はおいくつか?あちこち調べたがわからない。いくつ離れているのかな?電撃結婚の馴れ初めを知りたいです。
◯師匠は五代目桂文枝。六代目文枝は「いらっしゃーい!」で有名な桂三枝さん。つまり、桂三枝さんの師匠です。この方すごい人で、上方落語の四天王の一人でした。戦後に衰退の危機にあった上方落語の復興に尽力し、その発展と隆盛に貢献したことで知られています。
日本の伝統芸能を英語で話すという独自のスタイルは、なぜ出来上がったか。
この辺のところを、まず落語家桂かい枝師匠が次の動画で話されています。
【LIVE LIFE】 これを見れば落語が好きになる!桂かい枝の落語入門 英語落語って何?
から、探ってみたいと思います。
◯きっかけは、元々英語好きだったこと。しかし、落語家は英語とは無縁の世界、伝統の世界なので関係ないと思っていた。
◯そんな時、たまたま出会ったアメリカ人に職業を聞かれ、日本のコミックストーリーテラー、コメディアンだと言ったら、じゃあやってみろよと。ところがとっさのことで落語をうまく伝えられない。

そんな面白いんかとか言われたんですよ。日本人がそんなコメディなんかできへんやろみたいな。
いやいやいや。落語ってすごいのに果たしてこれ本当に海外でやったらウケるかなと。それまで思ってもみなかった事がちょっとうかんできて。それから一年ぐらい、いろいろネタ選びだとか翻訳とかいろいろ準備をして、古典落語を英語に翻訳をしてやるという形になったんです。
◯98年に初めてアメリカロサンゼルスとコロラド州のボルダーとサンフランシスコ、三年かけて回って落語をやった。最初はちりとてちっていうお話。これがまあびっくりするぐらいに受けた。びっくりしましたね。
◯落語のすごいところは物語なので、落語に出てくるような人って世界中にいます。あなたの周りにもいます。ケチな人、いやらしい人、どんくさい人、知ったかぶりをする人。世界共通。
◯とにかくアメリカって主張する国。言語もやっぱり主張する言語。英語ってわって前に出す。最初普通の感じでアメリカで日本の落語の雰囲気でやってたら、アメリカ人に「お前の英語は自信がなさそうだ。もっとこう主張しろ、押せ」って言われて、そっからなんかどんどんオーバーに。そういう芸風になったんです。一年間かけてアメリカで。
◯僕がやっているのは英語落語。海外のお客様や学生さんにも落語を披露する機会が多い。初めて落語を聞くというような、外国人とか学生さんを落語の世界に引っ張り込む、誘う。つまりここで落語って面白いなって思ってもらわないと、将来のお客さんには絶対にならないので、しっかりお伝えしたいなと思います。
さて、そんな桂かい枝さん。カナダ人落語家桂福龍さんとYouTubeを始めることになります。
【英語で笑って英語が身につく!】英語落語チャンネル
【英語落語&小噺】番外編 2019年フィリピン公演(2020,4,24投稿)
会場:2019年1月23日フィリピン・ダバオ マルコポーロホテル・ボウルルームにて
フィリピンの国民性なんでしょうか。とにかく笑う笑う。ちょっとしたことでも笑います。まずは笑う。健康的ですね〜。
かい枝師匠が「お客さんを日本に連れて帰りたい」と言ってた理由が分かります。
この演目は英語にしやすいようで、多くの噺家さんが英語落語にトライされています。ちなみに中学校2年生の英語の教科書にも取り上げられたようです。つまり、これが理解できると義務教育はOKなんですね〜
◯桂かい枝「The Zoo(動物園)あらすじ
朝が弱く、力仕事が苦手で、口下手なため、仕事勤めが続かない男。ある日、ぴったりの仕事を世話してもらうことになった。好条件に飛びついて紹介状を受け取った男が着いた現場は、なんと移動動物園。
移動動物園の園長は男に、虎の皮を渡した。目玉展示の動物である虎が死んでしまったため、毛皮をかぶって虎になりすませ、という。早速毛皮をかぶった男は虎の檻に入れられ、園長に虎の歩き方を教わった。
開園時間になり、多くの観客が虎の檻にやって来た。空腹だった男は、子供客に「パンくれ」とつぶやいてしまう。とうとう子供に不審がられた。男はうなり声をあげて子供を泣かせ、なんとかごまかした。
そんな中、動物園のアナウンスが「虎とライオンの猛獣ショー」の開催を告げた。男は慌てふためいた。虎の檻の中にライオンが放たれて、男はパニックに陥った。ライオンはうなり声を上げながら男の耳元に近づいて、「心配するな、わしも1万円で雇われたんや」。
独演会情報
- 直近の独演会情報です。芸歴31年!!
- 2025年10月19日(日)
- 桂かい枝芸歴31周年記念落語会 大阪公演
- 【時間】
- 開演:午前10時(9時30分開場) 全席指定
- 【料金】
- 前売2,500円 当日3,000円
25歳以下前売2,000円 当日2,500円 - 【場所】
- 天満天神繁昌亭
【演目】「子は鎹」「おごろもち盗人」「代書」
視聴後の感想
英語で落語?と最初は驚いたが、次第に慣れてくると当たり前のように耳に馴染んできた。日本の伝統芸能も世界の中で通用するのである。お客さんの大ウケの様子を見ると、むしろやらないでいる方が勿体無いのではと思えるほどになってきた。
皆さんもぜひ観て欲しい。可能性が広がっていくことを感じるだろう。
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