今回紹介するのは 落語家春風亭一花さん
女性ながら男社会の落語の世界に飛び込み、今や誰もが認める実力者。
令和7年10月25日(土)に行われるNHK新人落語大賞の決勝にも出場し、見事優勝を勝ち取りました!おめでとうございます!!
また、夫は同じ落語家の金原亭馬好さん。夫婦で落語家というのはかなり珍しく、結婚にあたっては破門覚悟だったそう。
そんな春風亭一花さんとはどんな人?
育ててくれた師匠は?
などについて、いくつかの動画を見ながら紹介します。
春風亭一花が挑戦する NHK新人落語大賞とは?
春風亭一花 結婚について
さて、春風亭一花さんについて語る上で、この話題は欠かせません。
それは、非常に珍しい「落語家同士の結婚」であること。
落語家同士の結婚は御法度とされてきたのです。理由は明確ではないようですが、経済的に不安定になりやすいこと、伝統芸能を引き継ぐものとして後継者を育てられるのか、といった懸念があるからとのことです。
まあ、現代ではそんな心配は無いとは思うんですが。慣習として言い継がれてきたようです。
にもかかわらず、破門覚悟で結婚まで漕ぎ着けた、この経緯については次の動画で紹介されています。
突撃!ヨネスケちゃんねる【落語と晩ごはん】「破門覚悟!禁断の恋!落語家同士の夫婦」
このチャンネルは、ヨネスケ(落語家 桂米助)が、落語家さんの日常や寄せの様子を紹介。77歳の落語会の重鎮の前では落語家の皆さんも隠し事はできないようで。正直に赤裸々に語って下さいます。ここでしか聞かれないこともたくさんありそうですよ。落語好きの方はぜひ!
因みに金原亭馬好さんは2025年9月に襲名したばかり。このチャンネルでは金原亭馬久のままになっています)
馴れ初めについて
オフィスが一緒で、馬好さんが2年先輩。怖い先輩だったそう。しかし、出身大学が一緒で(立教大学)、大学の仕事をするために頻繁に会ううちに親しくなり。馬好さんから積極的に接近。
一花「いやもう、こんなに(お付き合いして下さいと)言ってくれる人は居ないなあ、と思いまして。」
いよいよ結婚を前提にお付き合いをすることになった。
師匠に報告
それは、親に報告するよりも緊張。「結婚するんだったら身内はダメだ」と言われていただけに、破門覚悟だったとか。それほどまでに真剣だったのですね。
同じ日にそれぞれの師匠さんに報告し、「おめでたい事じゃないか。」と祝ってもらえたそう。良かった。
二人の結婚生活は?
◯一花さんは料理はあまり得意でないんだとか。馬久さんが料理を作ります。得意料理はビーフシチュー。
馬好さん「正直言います。カミさんの方が売れているので。うちの大黒柱です。」
占ってもらったら、60歳まで冬の時代。売れるのはそれからだと言われたそう。
ヨネスケ「でも、若いうちに売れるとロクなこと無いよ。年取ってから売れた方が良いんんだ。」とすかさずフォロー。
付き合っていた時はバレないように気をつけていたとか。
一花さん「誰かに言ってしまうと、その方の負担になるから」
とさすが気配り上手です。
落語の練習はどこでやるの?
落語家が家に二人いたのでは、お互いに気を使うのではと思いきや
一花さん「私は散歩しながらとか喫茶店とか、自分のことを誰も知らない環境でやると集中できるんです。」
夫婦で落語家で良かったことは?
一花さん「普通の方が落語家の打ち上げを理解するのは難しいと思う。そこは、お互い分かってあげられる。」
師匠や兄弟子に誘われたら断れない世界。一般の方に理解するのは難しいようです。
ところでプロポーズの言葉は?
馬好さん「プロポーズの言葉はですね。ウィキペディアに載ってるので、調べて頂きたいんですけど。」
ウィキペディアに載ってるというプロポーズの言葉は、
「堀切菖蒲園で僕だけに咲く花になってくれ」
しかし、言った記憶がないのだそう。ただ面白いからそのままにしてあるとか。
馬好さん「たぶんどなたかが、落語の枕のために捜索した話を信じて書いたんじゃないかな。」
なるほど、なるほど。そのままにしておくとは、なかなか粋ですな。
(Wikipediaで調べましたが、現在は載っていませんでした。)
春風亭一花の年齢、本名、師匠
◯そんな春風亭一花さんの本名は、大津奈央
年齢は38歳
一花さんを育てた師匠は春風亭一朝
◯ついでに旦那さんである金原亭馬好さんの本名は、大津直也。
年齢は39歳
育てた師匠は、11代金原亭馬生。
まとめ

コメント